パタヤンレコード!

パタヤンレコードのマイクやま本のブログ

拝啓 ミミレミミ様 自分の話!

先輩たちの ミミレミミの素晴らしさや 内容の無いインタビューを載せようと始めた このブログですが まずは 自分の思い出話から したいと思います!

※注釈は1番下にありますが 注釈というより 思い出話になっていますので 悪しからず!


僕とミミレミミの出会いは、12年ほど前です※1。

その頃、僕が所属していたBASEBALL TEAM※2というバンドが

U.G MAN※3ぽいね と言われたことがきっかけでした。

U.G MANを 知らなかった僕は 当時発売されたばかりの オムニバスCD  ”TERRO-RHYTHM 2"※4 (from 男道レコード!!※5)を購入しました。内容に全く似合わない値段設定で 中身凄すぎました。マスターピース

そのU.G MANと一緒に入っていたのが、

表記がまだEEVEEだった頃のミミレミミでした。

U.G MANが大好きになり、そのCDをかなり聞いていたわけですが 一曲目に入っているEEVEEを必然的に 繰り返して聞くことになり、次第に耳が クロスオーバー※6していったはずなのですが 未だにクロスオーバーのことよくわかりませんし 僕はあんまりメタル※7 を通っていません!もったいない!ですけど EEVEE めっちゃ聴いてるので 大丈夫です。

1st ALBUM「ANSER FROM THE PLANET」も順調に手に入れ、インナーの写真に載っている 当時のベーシスト zOnさん※8(ex-CONFUSE,※9 ex-cuntn'bananaas ※10)の 佇まいは凄まじくカッコよく AUS-ROTTEN※11 の Tシャツが欲しくなったのも この時が初めてでした!(zOnさんの ベースがブリブリに響きまくる"Glorious Future"は 必聴です)

この1stの レコ発だったのかは覚えていませんが  偶然にもEEVEEがFRIENDS FOREVER※12 と一緒に 当時長崎で定期的に行われていた SELF REVOLUTION※13 というイベントに出演することになり、僕は当時もうひとつ所属していたAIR ROLL※14 というバンドで対バンすることになりました。(対バン前に立ち読みしたDOLL※15 にもEEVEEの記事があり テンション無茶苦茶あがっていました)

すっかり虜になった僕は若さ故、恐れを知らずに たまたま19本ダビング※15 していた練習テープをギターの 玄太郎さんにお渡ししました。なんという愚かさ!今思い出しても 恥ずかしいです! さらに 調子に乗って お話しさせて頂いたりしたのだと思います。若いって すごいですね!それからも BREAKfAST※16 の岡さん※17 を頼って 東京にライヴを観に行ったら 偶然にも EEVEEも出演しており 貴重な東京公演※18 を拝見することが出来たり 不思議な縁を感じる頃 僕はあっさりとバンドをやめて いつの間にか 約10年という 時間が経っていました。

約10年の間に 僕はバンド情勢など 全然わからなくなっており ボルダリング※19 に没頭して、夜はササミ※20 しか食べず 腹筋が板チョコみたいになっていました。そんな僕を尻目に EEVEEはミミレミミとなって 全曲ヤバい!というバンドになっていました。

でも 曲が素晴らしいのは 今に始まったことじゃないので 敢えて ここでは 特筆しませんが 僕が一番 ミミレミミで好きなのは ミミレミミの人柄 ヤバい!最高!ということなんですよね。優しいんです。そこがほんとに最高で 「この人達なら 俺でも声掛けれるかもしれんばい 」と思わせてくれるんです。それくらい 最高なメンバー様なんです。これは自慢なんですけど 僕が今やっているNOTE AND THE SOX※21 を博多に呼んでもらって ※22 わかりもしないリハーサルをやっていたときに ベースの音がモッコモコしてたので 「なんばしよるか いっちょんわからんばい!」と檄を飛ばしていたら リハ終了後に ミミレミミのベーシスト keisukeさんがですね 「プレベは ああいう音で それが持ち味なんですよ。ところで そのTシャツ めちゃくちゃいいですね!※23」と わざわざ話しかけてくれるくらい 最高の人達なんです。この言葉で 緊張がほぐれ リハ終わって すぐにファミレスでビール飲みました!ありがたいことです。

すいません!くだらない与太話が長くなってしまいました!別に「人柄がいいバンドって 音もいいんだよねー」みたいな 業界人ぶりたいわけではないのですが そんな通説も 信じてしまうくらい 大好きなバンド "ミミレミミ"が 3月26日(日)に 長崎に来ます!

しかも 場所は万屋町のパニックパラダイス※24 です。ライブハウスだったら どんな音がなるんだろうなって 大体予想つくんですよ。ただし パニックならわからない。ひどいかもしれない。しかも ひどかったら それはまた面白い。もしくは 貫禄を見せつけて頂けるかもしれない!…何も わかりません!笑

でも ひとつ言えるのは 僕は最高に楽しみにしています!それだけです!

駄文をここまで読んで頂き ありがとうございました!これ読んで 面白がれる人 いないと思いますけど もしいたら 相当 感受性 ヤバいと思います!でも 嬉しいです!

というわけで 次回からは インタビューというか 先輩たちとの 会話 の やり取りを お届けします!

ありがとうございました!

チャオ!

敬具

やま本 (パタヤンレコード)


※1 12年前

今は32歳です。

※2 BASEBALL TEAM
12年前に長崎で活動していたバンド。各メンバーの現況は ギターのたくちゃんは整骨院の院長、ベースの田島は銀行員、ドラムの平石は切腹ピストルズ、ボーカルは私です。バンド名の由来はLIFE BALLとRAMONESの歌詞から。

※3 UG MAN
日本のSSTである LESS THAN TVを率いる 谷口さんの所属するバンド。(SSTについては 前回ブログ参照)FRUITYの7インチが レスザンから出ているということが 非常に重要だと思っています。初来崎時は 楽器を持たず スケボーだけを持ってきたという逸話が残っています。パンクの可能性、異端でいるということを僕に教えてくれたバンド。最高!

※4 TERRO RHYTHM2
後述する男道レコードの良心的名作オムニバスシリーズの第2弾。お値段 なんと¥800!収録バンド、EEVEE,UG MAN,CONGA FURY,ABRAHAM CROSSと凄まじいメンツ!

※5 男道レコード
from 高知の最高すぎるレーベル。EEVEEもUG MANも男道レコードから出しています。CRUCIAL SECTION、INSANE YOUTH、そしてもちろん世界のDISCLOSE!

※6 クロスオーバー
僕の解説では どうしようもないので 圭吾さん(ex-SIKKS SENTH)オススメの記事を貼っておきます。

※7 メタル
こちらはウィキペディアを貼っておきます。

※8 zOnさん
IDOL PUNCHとEEVEEを西陣JAJAに見に行ったとき EEVEEのTシャツを着ていたら 「いいTシャツ着てるね!」と声を掛けて頂きました。ライブ姿も最高に輩で 不良でパンクスでございました!最高!
(zOnさんの表記は 昔EEVEEのHPの管理人をzOnさんがやってらっしゃったときの表記を採用しています)

※9 CONFUSE
世界的に有名なノイズコアバンドです。僕は詳しくありません。zOnさんが所属していたのは後期のようです。

※10 CUNTN' BANANAAS
僕はさらに詳しくありませんので どなたか解説をお願いします。

※11 Aus-rotten
Youtubeさんを貼っておきます。

※12 Friends forever
こちらも YouTubeさんを貼っておきます。

※13 Self revolution
12年程前に長崎のラウドシーンを盛り上げていたイベント。何気に結構 お世話になりました。あれ以来の盛り上がりは 長崎では未だない気がします。

※14 AIR ROLL
これまた12年前に長崎で活動していたバンド。メンバーの現況はボーカルしげおは625というバンドで自転車を漕いでいましたが 先日解散。ベースのマンキは大阪で質屋。ドラムの平石は切腹ピストルズ。ギターは私です。2回目のライブの対バンは怒髪天でした。(思い出)

※15 DOLL
高校生の頃から 全くわからない 興味湧かない記事も多かったにも関わらず パンクの雑誌といえば これしかなく 読んでいる内に段々と読めるようになってきたパンクス御用達の雑誌!

※16 19本ダビング
パタヤンレコード レーベルナンバー2のテープ。再発しようとパソコンに取り込んではいます。タイトルは"WE PLAYED TOO MUCH"とまで 決まっています!いつ出るんだろう。

※17 BREAKfAST
初めて存在を知ったのは 高校生の時 読んでいたollieでした。ライブ中にオーリーすると紹介してあったことや メンバーの一押し盤が はっぴいえんどで そこからはっぴいえんどを聴くようになりました。切り抜きどこに行ったんだろ。

※18 岡さん
VIVISICK、LESS TALK MORE ROCK、NERVES、BREAKfAST、boysnow、JOHNS TOWN ALOHA、CROCODILE COX AND THE DISASTERなど 数々の伝説的バンドを渡り歩いた男。AKA NAGASAKI NIGHTMARE!!諫早出身であります。前述のOllieでは ボーダーのロンTにキャップで DELUXのステッカーを手に体操座りだった!最高!

※18 EEVEEの東京公演
今はなき 新宿EARTH D.O.Mで行われた タイガンのレコ発イベントだったと思います。対バンは BREAKfAST、DIE YOU BASTARD!、U.G MAN、タイガンだったと思います。忘れていたら すいません!

岩登りロープなしバージョンのこと。マットを敷いたり 敷かなかったり。人によって様々なスタイルがあります。元々 5,6mまでの岩をロープなしで登るスタイルを指していましたが 今では15mでも ボルダリングスタイルで登る人がいますので とにかく ロープなしスタイルのことを言います。2020年 東京オリンピックより競技として採用される予定です。ロープありの場合は リードクライミングやトラッドクライミングというスタイルがあります。

※20 ササミ
タンパク質だけを摂取しようと 炭水化物は極力避けていました。ササミだけを剥いて食べることもありましたが 頭が少しどうかしていたと思います。

※21 NOTE AND THE SOX
2015年から長崎で活動するバンド。メンバーはドラムの数の子は船の設計、ベースの山川良二はベース初心者(バンドは初めて)、ボーカルは私です。ギターのたくちゃんは LA帰りの風来坊です。(メタルキッズ)

※22 博多公演
ミミレミミ先輩が なんと2回も博多でライブをさせてくれました。メンツが豪華すぎる中 へっぽこなライブをかましてしまいましたが これもいい思い出であります!ありがとうございました!

※23 Tシャツ
このときのTシャツは JAMES WHITE AND THE CONTORTIONSでした!(BREAKfASTの岡さん→VELOCITYUTの山下さん→GNAWNOSEのテルさん→僕に受け継がれているものです)

※24 パニックパラダイス
長崎市万屋町の地下にある 知る人ぞ知る音楽BAR。いつからやってるんでしょうか。マスターのセイジさんに聞いてください!

拝啓 ミミレミミ様

どうも!

パタヤンレコードのマイクやま本です。

僕のマイクという名前は マイクロフォンではなく ミニットメン※1 (from SST! ※2) のマイクワット大先生から 拝借しています!

だから 別にブーンやま本でも いいんです。ジョージやま本でもいいんです。いや いいかどうかは 彼等が決めることだけど。


というわけで 突然ですが!

2017年3月26日は日曜日です。

この日、突然ですが 長崎万屋町のBAR "panic paradise"※3 に 博多でクロスオーバースラッシュをぶちかまし続けている、最高のバンド  ”ミミレミミ”(EEVEE=イィビィ)を お呼びします。

まだ、誰も見たことがない未来。

生きてるかも 死んでるかも わからない未来。でも この予定のおかげで とてもワクワクしている未来です。

ただし、このワクワクは個人的で、大半の人は 「ミミレミミて なんや」と 3月26日を全くワクワクしていないし 興味もないはずです。だから と言っては何ですが ワクワクしている人たちの声を少し聞いてみることにしました。彼らがどんな風に ミミレミミを好きで 楽しみにしているか。なんか わいわいなってたら 気になったりするじゃないですか?ならないかもしれないけど 野次馬的な感じでも もしかして なってくれて 別にライヴ来なくていいから なんか 面白いなと思わせることが出来たら そんな嬉しいこと ないです。

期待してないし 失敗するだろうけど だから何だ という So What?(Anti Nowhere League※4 とマイルスデイビス※5)精神で やりたいと思います。


というわけで 2017年3月26日までの間

少しずつ ミミレミミを好きな人達にインタビューしました。その内容を ここに 少しずつ上げていきます。大半は内容がないと思います。期待しないでください。

まずは ここまで 読んでくれて どうもありがとうございます!

次回からの連載に乞うご期待!

チャオ!

敬具


※1 MINUTEMEN ハードコアという概念、自由さを体現したバンド。ギタリスト D.ブーンは自動車事故により死亡。それによりバンドは解散。最高のバンドです!


※2 BLACK FLAGの柱であるギタリスト グレッグギン(レイモンドペティボンの兄!)が主催するレーベル。MINUTEMENを輩出したレーベル。MINUTEMENのEPはレーベルナンバー2です!


※3 長崎市万屋町の地下にある 雰囲気100万点のBAR。僕が初めて行ったときに マスターのセイジさんが着ていたTシャツがP.I.Lだったので ここなら大丈夫だと思った。


※4 このバンドのSo whatという曲を メタリカがMTVの表彰セレモニーでカバーしている動画がエピソード含めて大好きです。YouTubeにあるので 是非。


※5 説明不要のジャズ界の巨人 というか 変態さん。名盤中の名盤である Kind of blue に収録されている一曲目が So what です。何回聴いてるかわからない大名盤。という説明がいらないくらいの大名盤です。